つくるビルについて

つくるビルでは、様々な取り組みを行なっていきたいと思っています。

コンセプト

つくるビルは、アーティスト、クリエイターのためのアトリエビル(つくり場)です。
ものづくりの街京都の一画、築50年のこの古ビルから新しい京都の魅力をつくり、発信していきます。

◎ つくるビルプロジェクトがスタートします 。

この度、京都市下京区五条通新町西入る西錺屋町25番地にて「つくる」ことをテーマにしたアトリエビル「つくるビル」が完成しました。
つくるビルの旧名称は林英ビルです。風呂敷問屋を営まれていた大家さんが所有するビルで、京都の歴史ある繊維街の南端(五条通新町)に建っています。
築50年を迎えたRC造の建物は老朽化し、雨漏りだけでなく、電気・ガス・水道等の設備も満足には使えず、新しい入居者を迎えることが出来ない状態でした。
建物を解体し、新築の賃貸マンションにする計画もあったようですが、古ビル再生への大家さんのご理解があり、建物の機能を再生させると共に、アトリエビルという新しい役目を得ることが出来ました。

この場所へに若いつくり手達約20組が集まり、アトリエやショップとして利用します。

ここで私達は、一人のつくり手として自立出来る将来を目指すと共に、モノづくり・コトづくりをとおし、社会と繋がり、私達が考える形で積極的に地域活性化活動にも取り組んでいきたいと考えております。

2012年12月1日からのスタートになります。

建物は完成を迎えましたが、本当意味でスタートはこれからと言えますし、10年、20年と続けていきたいプロジェクトと考えております。末永いお付き合いをよろしくお願い申し上げます。

つくるビルプロジェクト運営マネージャー 石川秀和

◎ 「つくる」をはじめる。

2012年秋、「つくるビル」が京都に誕生します。
つくるビルでは、次代の京都を担う様々なジャンル、カテゴリーのアーティスト、クリエイターが集いながら、「モノとコト」、「人と人」との関係が主体的に作られます。
近年、ギャラリーやイベントの開催、アーティスト・イン・レジデンスを事業とする複合型のアートセンターや美術館、オルタナティブスペースが増えています。しかし、アーティストやクリエイターの「制作のための場」を提供する施設はあまり多くはありません。
つくるビルは、「主体的に開かれたつくり場」をコンセプトとし、レンタルスペースであるアトリエ・オフィス、共用で利用出来るギャラリー、工作室、カフェ、ショップで構成される予定です。また、ワークショップ、セミナー、イベントの開催を通して、つくるビル入居者だけでなく、訪れる多くの人々に「つくる」ことの創造性や可能性に触れられる場となることを目標・指針としています。

「作る」、「造る」、「創る」

つくるには3つの意味があります。
「作る」は、「イ」が人を、「乍」が斧などの刃物を意味し、人が小枝を刃物で切り、モノを生み出していくさまが象形化されているといわれます。つまり、「作る」は、作品、作者、創作、工作、制作、作為、動作など、人の手による行為を表しているのです。
「造る」は、「告」が「つげる」を意味するように、神への捧げものをのせた盤(皿)を廟中に運び、儀礼を行なうことを表しています。儀礼を通じて神意が成就することを「為す」とし、神事を行う倉を設けることを「造る」と意味するようになります。つまり、「造る」とは、「建てる」「始める」「なる」を意味するように、祈りや神事、儀礼の時間や一連の造作を含んだ言葉なのです。醸造や鋳造、造形など、つくる過程には時間がかかります。ことをなすには時間が必要です。「造る」とは、さまざまな素材や材料を組み合わせ、人の手の及ばない時間の経過を含んだモノづくりを意味しているのです。「作る」が小規模なもの作りを意味するのとは異なり、「造る」は大規模なものや工業的につくる場合に多く使われるのは、このような共同、共有による造作だからでしょう。
対して、「創る」は、「刱」を原字とし、刃物(リ)で井(倉)を割いて、中身を取りだすことから、創始、創作を意味します。倉とは、素材や材料だけでなく、創意、創見の言葉のように発想やモノづくりの着想もまた含まれるでしょう。「創る」とは、新しい材料や発想から「つくる」行為を表しているのです。
このように、日本人にとって「つくる」とは多様な意味を有する言葉として使われてきたことがわかります。

つくるビルは、これら日本語の多様な「つくる」を含んだ「モノ・コト・ヒトづくりの場」でありたいと考えます。そして、このビルを「つくる」のは私達であり、つくるをテーマに訪れる多くの人々であるでしょう。あなたの訪れや出会いが、このビルをつくっていくのです。
今日、「つくる」ことは産業化、工業化され、私たちの生活は機械でつくられたモノに囲まれています。「作り手」の顔が見えないモノ・コトがたくさんあります。いつから人々は「つくる」ことをしなくなったのでしょう。 つくるビルを訪れれば、アーティストやクリエイターのアトリエがあります。ここでは、日々なにかがつくられ、生まれていきます。それらを目にし、手にし、参加し、食しましょう。そう、「つくる」とは、孤独な営みではなく、他者のためにつくられ、共有される行いなのですから。

つくるビルプロジェクトアドバイザー 平田剛志

◎ つくってみる。

世の中には日々いろいろなものが生まれます。

生態系がその連鎖の中で育み続けてきたものはもちろん、
ひとの手によっても、多くのかたちのあるもの・ないものが日々生まれています。

とりあえず、つくってみる

そういって、わたしたちは次の瞬間にも何かを生み出します。

それは、世の中を楽しくするためのアイデア。
それは、世の中を豊かにするためのプロダクト。
それは、世の中と人がつながるためのスペース。

そんな風にすぐにでも何かを生み出せるのは、
考えてみれば、それ自体奇跡のような能力です。

とりあえず、つくってみる

何世紀にも渡り「つくる」を繰り返したこの町は、
気がつけば「みせる」ための場所に姿を変えました。

とりあえずつくってみたものは、繰り返しの果てに型にはまり、
身動きしにくいものに姿を変えました。

伝統や文化、そのはじまりにあったはずの自由な創造の場。

「つくるビル」はつくるための機能をかつてのように備えた、
とっても古い様式のビルです。

この時代にはびこる、伝統も文化も工芸も民芸も。
アートもデザインもコンテンポラリーなものも全部ひっくるめて。

「つくるビル」は2012年秋にリノベーションを終え、
とりあえず、古くなります。

つくるビルプロジェクトアドバイザー 宮下直樹

アクセス

  • 京都市下京区五条通新町西入西錺屋町25番地
  • Google Maps
  • 地下鉄京都烏丸線「五条」駅より、
    五条通を西へ徒歩5分。新町通北西角です。
    目印は歩道橋になります。

お問い合わせ

つくるビルへの各種お問い合わせは、下記までよろしくお願いいたします。
入居者募集などの情報は、空室が出ましたらTwitter、Facebookで最新の情報はお知らせさせていただきます。

  • 営業時間 アトリエは普段は非公開です。ショップにつきましては各店舗により異なります。入居者情報ページにてご確認ください。
  • つくるビル 運営事務局
  • E-mail contact@tukuru.me